『源氏物語』における「宿世」による 構造化の方法

Autores/as

  • Kazuko Takagi The University of Tokyo

DOI:

https://doi.org/10.17533/udea.lyl.n85a01

Palabras clave:

Medieval literature, Heian literature, The Tale of Genji, Hikaru genji, Sukuse (destiny)

Resumen

The three prophecies that tell the story of Hikaru Genji’s destiny in The Tale of Genji come true thanks to his relationship with Fujitsubo and the Akashi clan, but the realization of these prophecies is inseparably connected to the consciousness of the sukuse (destiny). This article examines how the word sukuse participates in the history of Fujitsubo and the Akashi clans, and how it carries over to the history of Hikaru Genji, deciphering the context. This article is an attempt to decipher the structure of the grand story of Hikaru Genji’s rise to fame realized through his relationship with the princess, using the word sukuse as a clue.

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(注1)1980年代以前の研究動向は、池田和臣(『源氏物語必携』学燈社、1978年)、高田

祐彦(『新・源氏物語必携』学燈社、1997年)、松井健児(『日本文学研究論文集成 源

氏物語1』若草書房、1998年)に詳しい。

(注2)高木和子「更級日記における長編物語的構造」(『新たなる平安文学研究』青簡

舎、2019年)など。

(注3)武田宗俊『源氏物語の研究』(岩波書店、1954年)

(注4)井上光貞「藤原時代の浄土教」(『歴史学研究』131、1948年1月)、井上光貞「源氏

物語の仏教」(『源氏物語講座 下巻』紫乃故郷舎、1949年12月)

(注5)多屋頼俊「光源氏の宿世」(『源氏物語の思想』法蔵館、1952年)

(注6)重松信弘「源氏物語の倫理思想(三)―宿世の意識を中心として―」(『国文学研究

(梅光女学院)』5、1969年11月)など。

(注7)石田穣二「源氏物語に見る「宿世」の語について」(『国語と国文学』1985年6月)

(注8)高橋亨「源氏物語における出家と罪と宿世―藤壺物語と王権の喪失・序説―」(『む

らさき』9、1971年6月)、藤井貞和「「宿世遠かりけり」考」(『源氏物語の表現と構造』笠間

書院、1979年)、日向一雅『源氏物語の主題 「家」の遺志と宿世の物語の構造』(桜楓

社、1983年)

(注9)佐藤勢紀子『宿世の思想 源氏物語の女性たち』(ペリカン社、1995年)

(注10)浅尾広良「研究の現在と展望」(『研究講座 源氏物語の視界2 光源氏と宿世

論』新典社、1995年)

(注11)高木和子「第二部における出家と宿世」(『源氏物語再考 長編化の方法と物語の

深化』岩波書店、2017年)

(注12)久慈きみ代「「世を知りたる女」の「うし」「うき身」「宿世」の関連について――『源氏

物語』にみる女君たちの意識の変転――」(『駒澤国文』43、2006年2月)、丸山薫代「光

源氏の物語における「宿世」の語について」(『東京大学国文学論集』11、2016年3月)

(注13)石田穣二(注7)論文。

(注14)多屋頼俊(注5)書、日向一雅(注12)書。

(注15)予言については、森一郎「桐壺巻の高麗の相人の予言について」「桐壺帝の決断」(

『源氏物語の方法』桜楓社、1969年)・「桐壺巻の高麗の相人の予言の解釈」(『源氏物

語考論』笠間書院、1987年)。深沢三千男『源氏物語の形成』(桜楓社、1972年)、伊井春

樹「高麗の相人の予言」(『講座源氏物語の世界 第一集』有斐閣、1980年)、土方洋一「

高麗の相人の予言を読む」(『源氏物語テクスト生成論』笠間書院、2000年)、河添房江「

光る君の誕生と予言」(『源氏物語表現史 喩と王権の位相』翰林書房、1998年)、田中

隆昭「光源氏についての予言と宿曜」(『源氏物語 引用の研究』勉誠出版、1999年)、

秋澤亙「相人の予言と准拠」(『源氏物語の准拠と諸相』おうふう、2007年)、高木和子「三

つの予言」(『源氏物語再考』注11書)など。

(注16)高木和子「宿世」(『王朝文化辞典』朝倉書店、2008年)、「第二部における出家と宿

世」(『源氏物語再考』前掲)

(注17)阿部秋生『光源氏論 発心と出家』(東京大学出版会、1989年)

(注18)高木和子「光源氏の出家願望」(『源氏物語の思考』風間書房、2002年)など。

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Publicado

2024-02-06

Cómo citar

Takagi, K. (2024). 『源氏物語』における「宿世」による 構造化の方法. Lingüística Y Literatura, 45(85), 13–28. https://doi.org/10.17533/udea.lyl.n85a01

Número

Sección

Estudios literarios